碧南市民病院は西三河南部西医療圏の中核病院として1988年に開院しました。
もともと320床の病床でしたが、老朽化による改修工事を機に255床へ病床を減らし、患者一人一人としっかりと向き合える地域に密着した病院を目指し診療を行っています。
循環器内科は現在常勤4人体制で診療にあたっています。外来診療や入院などの一般業務に加え、冠動脈や末梢動脈の検査・治療、ペースメーカー移植といった手技や、心臓リハビリテーションにも力を入れています。
冠動脈CTやシンチグラフィだけでなくIVUS、OCTといった冠動脈イメージングデバイス、非造影でも下肢動脈が評価できる3テスラMRI、CPXや和温療法といった心臓リハビリ関連の機器などの設備も整っているため、循環器全般を学ぶことができます。
また、地域の救急医療を担う病院であり年間3000台を超える救急車の受け入れも行っているため、循環器領域以外にも内科医として幅広い疾患を経験できます。救急医学会認定のICLSコースも定期的に開講しており、コースディレクターやインストラクターとしてコースに参加し、病院スタッフや初期研修医・専攻医の教育も行っています。