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初期研修医 O先生(女性)

藤田医科大学 医学部/2022年卒業

初期研修医 O先生

藤田医科大学病院を選んだ理由は?

「重症度や診療科が多岐にわたっているから」

いろいろな研修病院を見学しましたが、三次救急病院としての珍しい疾患からCommon diseaseまで経験ができることや、診療科が豊富にあり、多岐にわたって学ぶことができるため、藤田医科大学病院に決めました。指導医の先生は、私たちにただやり方を教えるだけでなく、その理由もしっかり教えてくださるので理解が早まり、応用力も身につきます。また、指導医の専門分野外のことも、別の先生を紹介して勉強させていただけるので、ほんとうに多岐にわたって学ぶことができます。

初期研修1年目を振り返って

「次こそは!という気持ちで経験を重ねる」

CVを入れるとき、自分から「やらせてください!」と言ってトライしたものの上手く入らなかったり、気胸の患者さんにドレーンを入れるとき、躊躇して最後までできず先生に代わっていただいたりなど、手技のレベルが気持ちに全然追いついていませんでした。でも、ここまでできたから次こそは!という気持ちで経験を積んできました。処置していた患者さんに看護師と間違われることもあり、「先生はいつ診てくれるの?」と聞かれて「いま診てますよ」って。いまは笑い話ですが、あのときは少し悔しかったですね。

初期研修2年目の取り組み方は?

「治療を組み立てる力を身につけたい」

どの診療科でも、治療の組み立ては医師の重要な業務です。検査結果から柔軟に判断し、治療方針を考える。抗生剤ひとつとっても、患者さんに合った薬はどれで、どれぐらいの期間投与し、次の採血はいつ行うか…。外来患者さんの場合は、長いスパンで計画を立てる必要があります。そういったスキルを身につけたいと思います。また、循環器内科に対しては、覚えることがたくさんありそうで学生時代は苦手意識がありましたが、1カ月間経験して、少し考え方が変わりました。先生から「病態をしっかり理解していれば、他に細かいことは覚えなくていいよ」と聞き、確かにそうだと思いました。科によっては病名や抗体、治療薬など覚えることが無限にありますが、循環器内科はそうではありません。患者さんの人生を支えていく、というところにもやりがいを感じて興味が湧き、集中的に学んでみようとも考えています。

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