研修プログラム

目的と特徴

目的

より広い知識と技能を習得

循環器内科における後期研修は、心筋梗塞、心不全に代表される急性疾患から、高血圧、不整脈、心筋疾患などの慢性疾患まで多数の症例を経験することにより、より広い知識と技能を習得することを目的としています。なお、内科認定医を取得することを目的の一つとしているため、内科認定医の研修カリキュラムに沿った研修内容を設定しています。

特徴

各ジャンルの専門家が多数在籍

当施設には救命センターCCUに10床、一般病棟に70床の循環器内科専用のベッドを有しており、年間1,500例以上の入院実績があります。虚血性心疾患、不整脈、心不全、心筋疾患など各ジャンルの専門家が多数在籍しており、多くの症例を経験できるだけでなく、各疾患の深い知識と技術を習得することができます。
OCT、CT、MRIなどの画像診断および心臓リハビリテーションの領域にも非常に力を入れています。

初期臨床研修

循環器内科は内科研修のローテーションの一端を担います。4週間のローテート期間の前半2週間はCCUで実習します。担当した症例の診察や検査結果に基づく現状の評価をして、検査や治療方針について指導医と討議しながら力をつけていきます。

後半の2週間は病棟です。CCUで担当した症例を病棟でも引き続き担当することで、急性期の治療から退院へ向け再発予防を目指した治療や患者教育、多職種連携の取り組みなどをチームの一員として実践します。EPOCレポートの作成を通して、患者サマリーの作成法や、プレゼンテーションの練習も行います。

内科専門医研修

いくつかのコースが設定されているため、詳細は後期研修プログラムを参照してください。

循環器コースは、初期研修終了後に循環器内科の助手として入局し、1-2年間で、循環器内科のすべての分野を一通り研修できるようにプログラムが組まれています。

循環器病学の臨床全般にわたり専門的技術と知識を習得するものです。他大学あるいは他施設で初期研修を終了してからの応募者も多いため、本人の希望に沿った、フレキシブルな対応を行うこととしています。

全国1位の症例数

大学病院全国1位(2020年MDC係数より)の症例数を誇り、他施設では見られないような多彩な症例を経験することができます。大学病院での2年間の研修で、循環器内科医として一生の間に遭遇するであろう疾患は、ほぼ全て経験できると言っても過言ではありません。
日常的には、教授回診、入院症例検討会、CCU症例検討会、抄読会・研究報告会、および内科・心臓血管外科合同カンファレンスなどがあります。

プログラム概要

お問い合わせ先

〒470-1192  
愛知県豊明市沓掛町田楽が窪1-98  
藤田医科大学循環器内科 医局